金星が最大光度で輝く
- tamakinishizawa
- 2月15日
- 読了時間: 2分
更新日:3月8日
その輝きから惑星の中でも大きな存在感を放つ金星。
2月15日にはその明るさは、1等星の100倍以上にもなる。
今月後半にかけては西の空で一層輝きを増した金星を見ることができる。

金星は宵の明星や明けの明星と呼ばれ、英語では「Lucifer」と表現される。
ルシファーは、サタン(悪魔)の別名としても知られる堕天使。
かつては最も美しく、神に愛された大天使だったが、強すぎる欲望ゆえに天界を追放されてしまった。。。。
現在運行中の金星は、逆行することもあり6月7日まで牡羊座に滞在する。
古典占星術では牡羊座の金星は、その力が弱まり本来の輝きを発揮しにくいとされる。
牡羊座は12星座の始まりのサイン。
「自分にないものを求め、それを獲得したい」という強い欲求を持つ。
それは、牡羊座の支配星である火星の本質と深く結びついている。
しかし、「ない」ものばかりを追い求めると、欲望は膨らみ、際限なく満たそうとし続けてしまう。
——本当に、この欲望はわたしのものなのだろうか?——
「あれもしなきゃ」「これも必要だから」と次々に手を伸ばしているうちに、

本当の自分が見えなくなってしまうことが
ある。
挑戦しても続かない。
せっかく手に入れたのに、すぐにまた別のものが欲しくなる。
それは、本当にあなたが求めたものではなく、誰かの欲望に煽られた結果かもしれない。
だからこそ、自分の限度を知り、制限を設けること。
余計なものにリソースを奪われないことが大切だ。
今、すでに自分が持っているもので、シンプルにやってみる。
『己を知り、足るを知る。』
それを忘れなければ、金星がHOMEである牡牛座へ戻るとき、
あなたがチャレンジしたことに、光がもたらされるだろう。
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